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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻8号

1982年08月発行

文献概要

今月の主題 実地医に必要な臨床検査のベース 生理的変動因子

日差,季節差

著者: 置塩達郎1

所属機関: 1大阪府立成人病センター・臨床検査科

ページ範囲:P.1428 - P.1429

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 人間は朝覚醒起床し,活動し,休息し,食事を摂り,排泄し,夜に臥床睡眠するという1日の生活パターンが普通である.このように人間の1日の生活行動には変化があり,リズムがある.そして昼と夜という明暗や,温度の変化をはじめとするさまざまな外的環境の変動があり,1日あるいは1年というサイクルの中で生活している.一方,生体はホメオスタシスという大きな原理のもとに適応性をもっている.したがって臨床検査値に,日内,日差,季節的変動があるのは当然である.
 本稿では,個々の検査値の変動の詳細は記述できないので,これら変動についての基本的な考え方について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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