文献詳細
文献概要
今月の主題 腎疾患診療のトピックス 診断
腎生検—とくにIgA腎症
著者: 大野丞二1
所属機関: 1順天堂大学医学部・内科(腎臓)
ページ範囲:P.1577 - P.1580
文献購入ページに移動腎生検の意義
1951年Iversen,Brun1)により腎生検がはじめて腎疾患の診断に導入されて以来,本法の腎臓病学の発展への貢献度はきわめて大きく,腎生検なしに今日の腎臓病学は考えられない.
すなわち原発性ならびに2次性糸球体疾患や間質性腎炎の診断,重症度の判定,治療法の決定,予後の推定などにきわめて重要な情報を提供し,かつ免疫血清学的手法をはじめ各種検査法の進歩と相まって病変の成立病理の理解の上でもその果たす役割はきわめて大きい.
1951年Iversen,Brun1)により腎生検がはじめて腎疾患の診断に導入されて以来,本法の腎臓病学の発展への貢献度はきわめて大きく,腎生検なしに今日の腎臓病学は考えられない.
すなわち原発性ならびに2次性糸球体疾患や間質性腎炎の診断,重症度の判定,治療法の決定,予後の推定などにきわめて重要な情報を提供し,かつ免疫血清学的手法をはじめ各種検査法の進歩と相まって病変の成立病理の理解の上でもその果たす役割はきわめて大きい.
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