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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻1号

1965年01月発行

文献概要

診断のポイント

猩紅熱

著者: 平石浩1

所属機関: 1都立豊島病院・伝染科第二科

ページ範囲:P.47 - P.49

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はじめに
 わが国の法定伝染病は全体として昔からみるといちじるしく減少したが,その中で他の疾患にくらべてまだ格段に多いのが赤痢と猩紅熱である。猩紅熱の発生届出数の戦後の曲線は,1954年の19461名を頂点として,その後下降の一途を辿つたが,一昨年からふたたび増加の傾向を示し,東京都についてみれば昨年は3006名で前年にくらべほとんど50%の増加が記録されている。本症には類似の発疹性熱性疾患が少なくないので,この際その診断について一応ふりかえつてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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