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文献抄録
"失神"の診断のすすめ方
著者: 浦田卓
所属機関:
ページ範囲:P.1527 - P.1527
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失神または一時的意識喪失は,日常診療でしばしば見る症状である。そうしたばあい,私たちはどういう順序で,診断をすすめていけばよいだろうか。
まず第一に心得ておくべきことは,日常診療ではどういう原因による"失神"がもつとも頻度が多いかということであろう。つぎは,年齢のいかんで,どういう"失神"がもつとも現われやすいか,ということであろう。第三は病歴を精確にとること,第四は"失神"状態に陥つている患者の状況をくわしく客観的に調べるということ,さいごは検査ということであろう。
失神または一時的意識喪失は,日常診療でしばしば見る症状である。そうしたばあい,私たちはどういう順序で,診断をすすめていけばよいだろうか。
まず第一に心得ておくべきことは,日常診療ではどういう原因による"失神"がもつとも頻度が多いかということであろう。つぎは,年齢のいかんで,どういう"失神"がもつとも現われやすいか,ということであろう。第三は病歴を精確にとること,第四は"失神"状態に陥つている患者の状況をくわしく客観的に調べるということ,さいごは検査ということであろう。
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