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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻11号

1965年11月発行

文献概要

治療のポイント

消炎酵素剤の現況

著者: 織田敏次1

所属機関: 1東大・内科

ページ範囲:P.1651 - P.1652

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 消炎,あるいは抗炎症(anti-inflammatory or anti-phlogistic)という言葉がわれわれの耳にもごく親しみやすいものになつてきたのは,やはりコーチゾン,ハイドロ・コーチゾンのあのような顕著な薬理作用が明らかにされてからのことと思う。これらのステロイド剤が抗炎症ステロイドとよばれるのもそのためである。
 また,ブタゾリジンの誘導体のように,non-steroidal anti-inflammatory drugという言葉も最近は聞かれるようになつた。そうだとすれば,消炎酵素剤もこの範疇にはいることになる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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