icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina2巻11号

1965年11月発行

正常値

血清乳酸脱水酵素(LDH)

著者: 林康之1

所属機関: 1順大・臨床病理

ページ範囲:P.1664 - P.1665

文献概要

正常値
 血清乳酸脱水酵素(Lactic acid dehydrogenase)の正常値はGOT,GPT,アルカリフォスファターゼなどにくらべて1桁高いことが同じ逸脱酵素の測定でありながら,いくらか違った感じを与える。表1に示した正常値は,もつとも臨床検査室に普及率が高いと考えられる比色法(ヤトロン社製キットを用いた)で1,300例の健康人について求めた成績である。すでにしばしば述べたとおり,健康人のサンプリングをできるだけ厳密に行ない,成績を推計学的に整理したところ,次の結果が得られた。
 (1)健康人血清LDH値は50〜400単位である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら