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文献抄録
"急性糸球体腎炎の予後"—"JAMA"(July 7) 1965
著者: 浦田卓
所属機関:
ページ範囲:P.1727 - P.1727
文献購入ページに移動 小児では,連球菌感染後の急性糸球体腎炎の予後は一般に良好である,とされている。ところが,急性糸球体腎炎にかかつているとみなされている小児が,時に経過不良のことがあるのである。この場合は,その小児がほんとうに急性糸球体腎炎にかかつているのか,それとも急性糸球体腎炎に酷似している病気にかかつているか,それが問題なわけである。予後決定の第一歩が病状を正しく診断するにあることはいうまでもない。
LiebermanとDomellの両氏は,一定の診断基準を設けるために,"ロサンゼルス小児科病院"で急性糸球体腎炎と診断された患者の記録のうち,1937年から1960年にわたるものを,再調査してみた。調査した患者のうち,その後の経過を追求検討したのは,486名にのぼつた。
LiebermanとDomellの両氏は,一定の診断基準を設けるために,"ロサンゼルス小児科病院"で急性糸球体腎炎と診断された患者の記録のうち,1937年から1960年にわたるものを,再調査してみた。調査した患者のうち,その後の経過を追求検討したのは,486名にのぼつた。
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