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オズモメーター
著者: 古川俊之1
所属機関: 1阪大・内科
ページ範囲:P.1772 - P.1774
文献購入ページに移動最近のオズモメーターは温度計としてサーミスターを採用,精度と熱容量の問題を解決し,試料の攪拌,氷結刺激も電気的に一定の条件で行ない,さらに氷晶生成の瞬間を肉眼でとらえる代りに過冷却法を採用して安定した測定値を得ている。この装置の登場によつて,尿濃縮試験が腎障害の早期診断に応用できる程度まで精度が向上したのを初め,基礎,臨床の多方面にわたる進歩がもたらされた。
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