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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻12号

1965年12月発行

文献概要

正常値

尿酸

著者: 吉村隆1

所属機関: 1東大・物療内科

ページ範囲:P.1818 - P.1820

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日常検査になりつつある
 体内尿酸は主としてプリン体のアミノ基脱および酸化により生成されたもので,排泄は大部分が腎を介して行なわれる。このように尿酸代謝は生成と排泄のバランスの上に成り立つので,体内尿酸の増加,すなわち高尿酸血症は代謝異常にもとづく痛風や腎機能不全による排泄障害などにみられる。ことに痛風は近年わが国でも激増傾向にあり,血清尿酸値,尿中排泄量の測定は日常診療に欠くべからざる検査になりつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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