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社会保障制度審議会の答申
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ページ範囲:P.1839 - P.1839
文献購入ページに移動この答申で同審議会は,政府の医療行政を"腰だめ方式"で"その場かぎりの政策"と強く批判すると同時に,医療保険制度全般について根本的に再検討し,医療費体系の合理化をはかるべきであると述べている。また,政府の保険三法改正諮問案そのものに対する答申については,同じ諮問案を審議中の厚相の諮問機関である社会保険審議会(会長 末高信氏)の審議に影響をあたえないよう配慮しながらも"総報酬制の採用"と"薬剤費の被保険者本人の半額自己負担制"についてはほぼ全面的に否定し,同時に保険財政に対する国庫負担の大巾増額を強く打ちだしている。しかしながら,首相に答申する時期については,社会保険審議会の答申時期を配慮し,大内会長に一任することになつた。
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