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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻3号

1965年03月発行

文献概要

グラフ

潰瘍性大腸炎をいかに診断するか

著者: 松永藤雄1

所属機関: 1弘前大内科

ページ範囲:P.335 - P.337

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 この疾患の診断に病歴・臨床像・糞便検査成績などいずれも重要であるが,決め手はX線診断,内視鏡検査とくにSigmoidocamera像および生検による組織診断である.これらの諸診断法に習熟することはもとより望ましいが,少なくとも次に掲げる諸症例のように典型的な症例を見逃がすようなことがあってはならない。
 ここには本症の基本的病型である第1型,Pseudopolyposis型と第2型,Atrophic colitis型をあげ,またきわめてまれと思われたいわゆる右側大腸炎型,Right-sided colitis型の紹介におよぶ,そして内科治療により完全寛解の域に達した症例と,閉塞や穿孔に到達し,または第2型から電撃型の第1型に移行した症例などに言及する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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