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アンフォテリシンB—特にその毒性について
著者: 外島英彦1
所属機関: 1伝染病研究所
ページ範囲:P.400 - P.401
文献購入ページに移動抗真菌抗生物質「アB」は放線菌類の一種であるstreptomyces nodosusによつて産生される抗生物質である。放線菌類は400種以上にのぼる抗生物質を産生し,その阻害作用を示す対象は,原虫類,藻類,腫瘍細胞,真菌,スピロヘータ,細菌,リケッチア,PPLOなどの広範囲に及んでいる。このうち抗真菌作用を有するものの多くは-C=C-の構造を有することが知られており,このことからpolyene antibioticsと呼ばれている。
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