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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻3号

1965年03月発行

保険問答

結核の治療指針

著者: 古平義郎1

所属機関: 1東京都民生局保険部

ページ範囲:P.457 - P.459

文献概要

質問 内科的虚脱療法は保険診療としてどのように扱われるか。
答え かつて肺結核の内科的療法の主役とみられた人工気胸術などの虚脱療法は,胸腔内液貯留,膿胸,肺機能低下などの不利をきたす場合の少なくないことと化学療法の効果がそれを凌駕したことによつて,ほとんど行なわれないようになつたが,化学療法によつても消失しない空洞が本法によつて消失する場合があり,いまだ全面的には,捨てがたい治療法として応用されることがあります。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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