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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻4号

1965年04月発行

治療のポイント

ジギタリス使用の実際

著者: 細田瑳一1

所属機関: 1東大・内科

ページ範囲:P.531 - P.532

文献概要

薬剤の種類と使用量
 強心配糖体ジギタリスは,少量に過ぎては効果がなく,大量に過ぎれば生命の危険をもたらすことは周知のとおりである。適応を慎重に決定し,使用に当つては,中毒の予防に絶えず注意することが重要である。
 古くから使われたジギタリス葉末も,最近の純度の高い製剤も作用機序は同じと考えられており,不純物の含有量,吸収排泄の効果速度などが,患者の固体差と共に作用の差を生ずる。また後に述べるいろいろの要素により使用量が左右される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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