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リンパ系造影法
著者: 入野昭三1
所属機関: 1岡山大平木内科
ページ範囲:P.657 - P.659
文献購入ページに移動 リンパ系造影法はKinmonthの直接リンパ管内造影剤注入法の確立と適切な油性造影剤の出現によつて,近年その臨床応用が急速に広まり,すぐれたリンパ系異常検索法として注目をあびつつある。
まず色素patent blueを足背部栂指内側のところで皮下注射し,約30分後,青染されたリンパ管の走行に従つて1.5〜2.0cmの切開を加えてリンパ管を露出させ,スクリュー型手動注入器(図1)または微速自動注入装置を用いて,油性造影剤Lipicdol ultrafluide,あるいはPopiodol(DR-47)を,一側10ccずつ,10分間約1ccの速度で注入する。X線撮影は造影剤注入終了直後および24時間後に行なう。
まず色素patent blueを足背部栂指内側のところで皮下注射し,約30分後,青染されたリンパ管の走行に従つて1.5〜2.0cmの切開を加えてリンパ管を露出させ,スクリュー型手動注入器(図1)または微速自動注入装置を用いて,油性造影剤Lipicdol ultrafluide,あるいはPopiodol(DR-47)を,一側10ccずつ,10分間約1ccの速度で注入する。X線撮影は造影剤注入終了直後および24時間後に行なう。
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