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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻5号

1965年05月発行

文献概要

ファースト・エイド

心筋硬塞発作時のショック

著者: 日野原重明1

所属機関: 1聖路加病院・内科

ページ範囲:P.708 - P.709

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心筋硬塞におけるショックの意義
 心筋硬塞の急性期,すなわち,発病4週間以内に死亡するのは,聖ルカ病院の統計では約30%であるが,このなかでは最初の1週間以内の死亡が多い。
 急性心筋硬塞の死亡は,発作直後のショックか,2週間以内の心臓破裂か,心室細動のためか,または急速に悪化する心不全かのいずれかであるが,このうち発病直後のショックはしばしば遭遇するものであり,またもつとも危険なものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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