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議論を呼んだ新産業都市の保健計画
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ページ範囲:P.734 - P.734
文献購入ページに移動 地域開発研究会(委員長 斎藤潔国立公衆衛生院長)は,昭和37年から,厚生科学研究費補助金の要望課題と,岡山県からの委託により,「地域開発における社会開発の策定」に関する研究を進めていたが,昨年11月末,その研究報告書を神田厚相に提出し,その後ただちに,これは神田厚相から佐藤首相にも報告された。
しかし,日本医師会は,この報告書を検討した結果,その内容には,共産主義路線による社会体制に直結する点,またはその基盤となりうる要素がきわめて多いとして,佐藤首相に対し,「この報告に盛られた考え方による社会開発の進展には全面的に反対する。政府においても,この点に関し慎重な御検討と御配慮を賜りたい」との要望書を提出した。
しかし,日本医師会は,この報告書を検討した結果,その内容には,共産主義路線による社会体制に直結する点,またはその基盤となりうる要素がきわめて多いとして,佐藤首相に対し,「この報告に盛られた考え方による社会開発の進展には全面的に反対する。政府においても,この点に関し慎重な御検討と御配慮を賜りたい」との要望書を提出した。
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