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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻5号

1965年05月発行

基礎医学

日本人のビタミンの摂取量とビタミン剤—過剰ビタミンはどうなるか

著者: 小池五郎1

所属機関: 1女子栄養大

ページ範囲:P.762 - P.765

文献概要

 臨床のお医者さんは,患者の症状の必要に応じて,あるいは患者に安心感を与えるという精神衛生上の観点から,いろいろのビタミン剤を投与する。そのときそこに含まれているビタミンの種類と量が,健康人の1日の所要量あるいは必要量に比べてどの程度のものであるか,ということを一応認識しておいたほうがよい。お医者さんご自身は,そういうビタミン剤は摂取していないことが多いだろうが,その場合,日常食においてはそれぞれのビタミンをどのくらいとつているか,ということぐらいは知つて,それと比較しながら,患者にビタミン剤を投与して,その効果を判定するという態度も必要であろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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