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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻5号

1965年05月発行

文献概要

正常値

血小板—測定法による相違

著者: 山中学1

所属機関: 1徳島大中検

ページ範囲:P.766 - P.768

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 血小板は,赤血球や白血球のように,ちやんとした血液中の有形成分の一つで,顕微鏡下にその姿をとらえることができるのに,その正常値となると人により,また測定方法によりまちまちな値が報告されている。
 血小板は一旦血管外へ出ると,凝集粘着をおこし,また崩壊しやすいので,通常用いられる算定法で得られる値は,実際よりは少ないものであると考えられており,現在の測定法を用いて得られる数値のなかで,最も大なるものほど真の値に近いとさえいわれるのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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