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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻8号

1965年08月発行

文献概要

グラフ

肺の開胸生検による診断—Open Lung Biopsy

著者: 正木幹雄1 山中晃2

所属機関: 1聖路加国際病院胸部外科 2聖路加国際病院病理

ページ範囲:P.1138 - P.1139

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 肺のびまん性陰影を持つ疾患群は,種類が多く,診断をつけるのに困難であり,したがってしばしば,その治療も適当を欠くことがある。このような肺のびまん性疾患群の解明には,現在のところ,肺の生検以外に適当な方法がない。
 肺の生検には,(1)針による方法(Needle Biopsy)と,(2)開胸による方法(Open Lung Biopsy)との2方法があるが,生検針を使用する方法は,簡単で,手っとり早い手技ではあるが,針でとられる材料は小さいので,的確な診断を下し得ることが少なく,また禁忌も多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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