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統計
年齢階級別に見た結核の有病率と罹患率
著者: 滝川勝人1
所属機関: 1厚生省統計調査部
ページ範囲:P.1170 - P.1170
文献購入ページに移動 前号においては,わが国における全結核の有病率・罹患率について,主として年次別にその推移を見てきましたので,今回は,年齢階級別にその有病率・罹患率を見てみたいと思います。
まず,結核実態調査の結果より,昭和28年と昭和38年の全結核要医療について,年齢階級別に人口対率を見たのが図1であります。すなわち,昭和28年には,30〜34歳の6.6%が最高を示し,昭和38年には,70〜74歳の5.2%が最高を示しております。また,昭和38年における要医療について,年齢階級別に生活面の指導区分を人口対率で見ますと,図2のとおりで,要入院についても,70〜74歳の2.2%が最高を示しております。
まず,結核実態調査の結果より,昭和28年と昭和38年の全結核要医療について,年齢階級別に人口対率を見たのが図1であります。すなわち,昭和28年には,30〜34歳の6.6%が最高を示し,昭和38年には,70〜74歳の5.2%が最高を示しております。また,昭和38年における要医療について,年齢階級別に生活面の指導区分を人口対率で見ますと,図2のとおりで,要入院についても,70〜74歳の2.2%が最高を示しております。
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