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前眼・外眼の変化と内部疾患
著者: 原田政美1
所属機関: 1東大眼科
ページ範囲:P.1294 - P.1295
文献購入ページに移動 その昔,前眼・外眼病変の王座を占めていた梅毒や結核は,近年ほとんどみられなくなつた。これに代つて登場したのはベーチェット病である。これは眼・粘膜・皮膚症候群と名づけられているように,眼症状としてのぶどう膜炎のほかに口腔アフタ・陰部潰瘍・結節性紅斑などを伴い,さらに発熱・神経症状などが反復して現われる全身病である。最近この種の患者が急増し,失明や死亡例も多い。まずこれを紹介し,その他参考になりそうな症例をいくつか掲げてみたい。
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