icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina2巻9号

1965年09月発行

文献概要

グラフ

前眼・外眼の変化と内部疾患

著者: 原田政美1

所属機関: 1東大眼科

ページ範囲:P.1294 - P.1295

文献購入ページに移動
 その昔,前眼・外眼病変の王座を占めていた梅毒や結核は,近年ほとんどみられなくなつた。これに代つて登場したのはベーチェット病である。これは眼・粘膜・皮膚症候群と名づけられているように,眼症状としてのぶどう膜炎のほかに口腔アフタ・陰部潰瘍・結節性紅斑などを伴い,さらに発熱・神経症状などが反復して現われる全身病である。最近この種の患者が急増し,失明や死亡例も多い。まずこれを紹介し,その他参考になりそうな症例をいくつか掲げてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?