文献詳細
治療のポイント
文献概要
抗甲状腺剤とよばれるものは,ふつうmethyl-thiouracil(商品名Methiocil)やmethimazole(1-methyl-2-mercaptoimidazole,商品名Mercazole)など,下図に示したような化学構造式をもつものでthiourea及びimidazoleの誘導体である。このほかにpropylthiouracilがあるがアメリカでおもに使われており,その使いかたは,methylthiouracilと同様で日本では最近市販された(商品名Thiuragyl)。
これらThiouracil系の抗甲状腺剤の作用機序としてはつぎの3点で甲状腺ホルモンの合成を阻害することが知られている。
これらThiouracil系の抗甲状腺剤の作用機序としてはつぎの3点で甲状腺ホルモンの合成を阻害することが知られている。
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