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文献詳細

雑誌文献

medicina2巻9号

1965年09月発行

文献概要

治療のポイント

抗甲状腺剤の使いかた

著者: 清水直容1

所属機関: 1東大・吉利内科

ページ範囲:P.1341 - P.1343

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 抗甲状腺剤とよばれるものは,ふつうmethyl-thiouracil(商品名Methiocil)やmethimazole(1-methyl-2-mercaptoimidazole,商品名Mercazole)など,下図に示したような化学構造式をもつものでthiourea及びimidazoleの誘導体である。このほかにpropylthiouracilがあるがアメリカでおもに使われており,その使いかたは,methylthiouracilと同様で日本では最近市販された(商品名Thiuragyl)。
 これらThiouracil系の抗甲状腺剤の作用機序としてはつぎの3点で甲状腺ホルモンの合成を阻害することが知られている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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