icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina2巻9号

1965年09月発行

文献概要

ニュース

無医地区の実態

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1367 - P.1367

文献購入ページに移動
 国民皆保険下の医療制度における最大の矛盾は,保険料を納めながらも医療をうけることのできない無医地区の存在である。
 厚生省の定義によると,無医地区とは「人口,面積,地勢およびその周辺における医療機関の分布状況からみて,医療機関の設置を必要とする地区で,その中心からおおむね半径4キロメートルの区域の人口が300人以上のもの」とされており,さらにこれを,(1)第一種無医地区-周辺の医療機関を容易に利用できるもの,(2)第二種無医地区-医療機関が設けられても,その経営が事実上困難と認められるもの,(3)第三種無医地区-医療機関が設けられれば,その経営が可能と認められるもの,の3種類に分類されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?