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文献抄録
最近のクモ膜下出血の治療—Lancet November 2,1963
著者: 浦田卓
所属機関:
ページ範囲:P.1412 - P.1413
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激しい前頭部または後頭部の頭痛をもって突然はじまり,嘔吐,ショックとともに,ふつうは意識喪失をともない,頸部硬直がみられ,腰椎穿刺によつて髄液に血液をみるのはクモ膜下出血である。従来われわれは,髄液を適当量とつて液圧を下げ,これをもつぱら保存的に治療してきた。しかし,脳神経レ線学,神経外科,麻酔学の進歩にともない,これに外科的侵襲を加えることによつて,致命率を急激に下げることができるようになつた。
以下は,その簡単なsurveyである。(浦田)
激しい前頭部または後頭部の頭痛をもって突然はじまり,嘔吐,ショックとともに,ふつうは意識喪失をともない,頸部硬直がみられ,腰椎穿刺によつて髄液に血液をみるのはクモ膜下出血である。従来われわれは,髄液を適当量とつて液圧を下げ,これをもつぱら保存的に治療してきた。しかし,脳神経レ線学,神経外科,麻酔学の進歩にともない,これに外科的侵襲を加えることによつて,致命率を急激に下げることができるようになつた。
以下は,その簡単なsurveyである。(浦田)
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