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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻1号

1983年01月発行

グラフ 肺癌を疑うX線像

肺癌早期発見の現状と問題点/肺癌のX線像

著者: 斎藤雄二1 山田隆一1 雨宮隆太1 於保健吉1

所属機関: 1東京医科大学・外科

ページ範囲:P.105 - P.109

文献概要

 現状では肺癌と診断された70%は進行癌である.このため予後の改善には長期生存が期待できる早期の肺癌を発見することが最も重要な課題といえる.この早期発見の手段として胸部集団検診が広く実施され,その実績から高く評価されている一方,なお効率のよい集検法について幾多の問題が論じられている.
 筆者らは1953年から今日まで28年間,胸部X線写真による都庁職員の集団検診を行ってきたが,この成績をもとに早期発見に対する集検の課題について簡単に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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