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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻10号

1983年10月発行

文献概要

今月の主題 血小板の臨床 血小板の基礎

動脈硬化における血小板の役割

著者: 秦葭哉1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・内科

ページ範囲:P.1666 - P.1668

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 動脈硬化には,それが存在すると発症と進展が必ず促進されると明らかにされた生活習慣や身体的異常,合併疾患がある.それらは,動脈硬化の危険因子と呼ばれ,冠動脈を中心とした動脈硬化には,年齢,高コレステロール血症,低HDL-コレステロール血症,喫煙,収縮期高血圧,心電図異常,肥満,ヘモグロビン上昇,糖尿病が示されている1)
 これらの中には,血小板に関係した事項としては,ヘモグロビンの上昇がわずかに関連するかといった程度で,事実上含まれていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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