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今月の主題 血小板の臨床 抗血小板剤
血栓症での臨床成績—心疾患
著者: 本宮武司1 家城恵子1
所属機関: 1東京都立広尾病院・循環器科
ページ範囲:P.1714 - P.1715
文献購入ページに移動 血栓性心疾患としてはいわゆる冠動脈血栓症としての心筋梗塞と,特殊な例として小児の川崎病での冠動脈疾患がある.
心筋梗塞の発症機構としては,冠動脈の①血栓,②粥状硬化巣の破綻,③粥腫内膜下出血,④塞栓,⑤攣縮(スパズム)による閉塞が考えられている.血栓は心筋梗塞の最も有力な発症原因であるほかに,血流の途絶の結果として二次的に形成され,梗塞範囲を拡大する可能性も考えられている1).
心筋梗塞の発症機構としては,冠動脈の①血栓,②粥状硬化巣の破綻,③粥腫内膜下出血,④塞栓,⑤攣縮(スパズム)による閉塞が考えられている.血栓は心筋梗塞の最も有力な発症原因であるほかに,血流の途絶の結果として二次的に形成され,梗塞範囲を拡大する可能性も考えられている1).
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