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今月の主題 血小板の臨床 抗血小板剤
血栓症での臨床成績—脳血管障害
著者: 松田保1
所属機関: 1東京都老人総合研究所・臨床第2生理室
ページ範囲:P.1716 - P.1717
文献購入ページに移動抗血小板剤の効果が熱心に検討されるようになったことの背景には,硬化動脈に生ずる血栓の形成には,静脈血栓の場合に比べ血小板の占める役割が比較的大きいと考えられること,頸動脈の粥状潰瘍の部位に付着した血小板血栓が剥離した後,さらに末梢に流れて脳血管を閉塞することがTIAの一因とされることなどあげられる.
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