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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻11号

1983年11月発行

文献概要

今月の主題 各種病態における抗生物質の使い方 その他の疾患

敗血症

著者: 国井乙彦1

所属機関: 1東京大学医科学研究所・内科

ページ範囲:P.1908 - P.1910

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最近の敗血症
 最近の敗血症は基礎疾患として,悪性腫瘍,白血病,悪性リンパ腫,骨髄腫,膠原病,腎不全,糖尿病,中枢神経系疾患,種々の複雑な感染症,火傷,心臓血管手術,麻薬常用者などに併発するものが多く,また誘因としては医療上の器械的操作,血管内留置カテーテル,放射線療法,副腎皮質ステロイド,抗癌剤,抗白血病剤の投与,血液透析,気管切開,臓器移植などがあげられている1).そして乳幼児や老年者などを含め,感染抵抗性の弱ったcompromised hostに起こることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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