icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina20巻11号

1983年11月発行

文献概要

グラフ NMR-CT

NMR-CTの腹部への応用

著者: 池平博夫1 福田信男1 舘野之男1

所属機関: 1放射線医学総合研究所・臨床研究部

ページ範囲:P.1968 - P.1970

文献購入ページに移動
 腹部臓器は,前回の胸部臓器と同様に呼吸性移動や,胃や腸のような蠕動運動をするものが多いために,NMR-CTの応用に際してはやはり,全身用コイルを使用することもあって,空間分解能が低下することはやむをえない.このような欠点は将来改善されるかもしれないが,NMR-CTではX線CTと異なり,画像再構成法としてスピンワープ法(2次元フーリエ変換法)を使用することによって,被写体の動きによる画像のアーティファクトを少なくすることができるという利点がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら