icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina20巻11号

1983年11月発行

文献概要

臨床メモ

クロラムフェニコール(CP)の使用法

著者: 北原光夫12

所属機関: 1東京都済生会中央病院・内科 2慶応義塾大学医学部・内科

ページ範囲:P.2024 - P.2024

文献購入ページに移動
 クロラムフェニコール(chloramphenicol=CP)は一時期各国で乱用されていた.その結果再生不良性貧血のような重症な副作用の出現をみて,突然,使用されなくなった抗生物質である.しかしもう一度,この抗生物質の使用法について考えてみたい.
 CPはCP palmitate経口用とCP succinate静注用があり,いずれも25mg/kgの投与で20〜30μg/mlの血中濃度を得られる.しかし,筋注では血中濃度が前の2投与法に比較して十分上昇しないので,筋注による投与は避けるようにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら