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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻12号

1983年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント I.感染症 感染症治療の新しい概念

10.心内膜炎と外科的適応

著者: 村瀬忠1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・内科

ページ範囲:P.2084 - P.2085

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 抗生物質の進歩に伴い,心内膜炎(Infective Endocarditis;IE)の治療は劇的な変化を遂げ,死因の第1位は,従来の抑制不能の感染症によるものから,今では心不全へと移ってきた.さらに,近年の心臓外科学の発展により,多くの心手術が感染症が活動性の時期にも安全かつ有効に行われるようになった.これにより弁置換術をはじめとする心臓外科手術は,IEの治療の中で,きわめて重要な位置を占めるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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