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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻12号

1983年12月発行

臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント

V.消化管・腹膜疾患 特殊な治療法

111.内科領域におけるIVH—いつ始めていつ止めるか

著者: 松枝啓1

所属機関: 1国立病院医療センター・消化器内科

ページ範囲:P.2330 - P.2332

文献概要

 内科領域において,IVHをいつ始めて,いつ止めるかといった問題は,従来より諸家の間で必ずしも意見の一致がみられているわけではない.しかも,次項(p2334)で述べるように,EDに代表されるEnteral Hyperalimentationが普遍化してきた現在,IVHの適用範囲が狭小化する傾向にあり,そのガイドラインを示すことは必ずしも容易ではない.
 また,IVHはEnteral Hyperalimentationに比較して,危険度が高く,より高価などの問題点があり,その施行は,RiskとCost-effectivenessの問題を絶えず念頭において決定されるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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