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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻12号

1983年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント V.消化管・腹膜疾患 特殊な治療法

112.内科領域におけるED—いつ始めていつ止めるか

著者: 松枝啓1

所属機関: 1国立病院医療センター・消化器内科

ページ範囲:P.2334 - P.2336

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 Enteral Hyperalimentationは,Elemental Diet(ED)の開発以来,その適応疾患の範囲が拡大し,従来IVHの適応と考えられていた疾患の治療をも可能になり,IVHに代わる新しい栄養療法として注目されてきた.
 さらに,IVHの項で述べたごとく,EDによるEnteral Hyperalimentationは,IVHに比較し,より安全で実用的,そしてより経済的といった利点があるため,現在内科領域における栄養療法のFirst Choiceとして定着しつつある.しかし,このEDによるEnteral Hyperalimentationを,いつ始めていつ中止するかといった問題は必ずしも容易ではないが,各疾患の治療目的や治療のゴールを明確にすることにより解決されることも少なくない.以下,これらの問題について具体的に考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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