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臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント VI.肝・胆道・膵疾患 内科的治療の限界と手術のタイミング
127.肝硬変症の手術にどこまで耐えうるか—肝切除の場合
著者: 森岡恭彦1 河野信博1
所属機関: 1東京大学医学部・第1外科
ページ範囲:P.2372 - P.2373
文献購入ページに移動N. W.(820348),62歳,家婦.
本症例は心窩部痛を主訴として来院した.現病歴は6カ月前より心窩部に時折激痛および圧迫感が出現し,某医で精査の結果,肝左葉に限局した原発性肝癌と判断され,当科に入院した.
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