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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻12号

1983年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント VI.肝・胆道・膵疾患 手術後の肝・胆・膵疾患の治療

136.胆嚢摘出術後の腹痛をどうするか

著者: 長嶋英幸1 松代隆1

所属機関: 1東北労災病院・外科

ページ範囲:P.2390 - P.2391

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症 例
 71歳,女.約3年前胆嚢総胆管結石症(コレステロール系胆石)で胆嚢摘出術を受け,術後経過良好で240日後退院した.退院後愁訴なく3年経過したが,突然心窩部痛,発熱,嘔吐を訴え,近医を受診,入院した.しかし,症状軽快せず当院を訪れ,外来にて超音波検査を施行し,総胆管拡張を認めたので精査のため入院した.
 入院時血液検査 血液一般:白血球 4,100,赤血球 366×104,ヘモグロビン 11.2mg/dl,ヘマトクリット 31.2%,血小板 22.4×104.肝機能:総ビリルビン 0.4mg/dl,TTT 0.7MU,ZTT 7.0KU,GOT 23KU,GPT 6KU,アルカリフォスファターゼ 10.5AU,LAP 25GU,γ-GTP 77mu/ml.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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