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臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント VII.腎疾患 問題となるケースの治療
151.腎機能正常で蛋白尿1.0〜2.0g/日,血尿(+)の慢性腎炎の対策
著者: 本田西男1 長瀬光昌1
所属機関: 1浜松医科大学・第1内科
ページ範囲:P.2422 - P.2423
文献購入ページに移動36歳,男性.主訴:血尿,蛋白尿.昭和48年健診で蛋白尿,血尿発見.蛋白尿は以後持続したが,血尿は一次陰性化.5年後倦怠感を主訴として近医受診.蛋白尿(+++),血尿(+).昭和56年当科受診.主な検査成績としてScr 1.0mg/dl,BUN 18mg/dl,貧血なし.PSP 31%(15分),75%(2時間),Ccr(24時間)120l/day.血圧158/98,蛋白尿(++)〜(+++),1.0〜2.0g/day.腎生検中等度メサンギウム増殖性腎炎.
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