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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻12号

1983年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント IX.代謝・栄養障害 糖尿病の薬物療法

190.交替勤務者,海外旅行者のインスリン処方

著者: 石渡和男1

所属機関: 1石渡内科医院

ページ範囲:P.2516 - P.2517

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交替勤務者のインスリン処方
症例
 症例1は28歳のナースで,勤務時間と食事時刻の関係は表1のようである.昼食は12時に一定しているが,朝食と夕食は勤務によって1〜2時間ずれる.しかし深夜明けでも昼にはおきて食事をとっている.食事は1,500kcal,朝夕の食前に計20Uのインスリンを注射している.不安定型でFBSは54〜297mg/dlの間を動揺し,時に低血糖をおこす.HbA1は9.2%.コントロールは良好である.健康で元気よく働いているが,本人はこういう生活は長くは続けられないといっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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