文献詳細
文献概要
臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント XI.免疫・アレルギー・膠原病 問題となるケースの治療
218.老年者の慢性関節リウマチ
著者: 林1
所属機関: 1東京都養育院付属病院・整形外科
ページ範囲:P.2582 - P.2583
文献購入ページに移動症例
68歳女性.59歳で体重減少と口渇から糖尿病と診断され,食事療法と経口剤内服でコントロールを受けている.
60歳(半年後)に発熱,多発関節痛を訴え慢性関節リウマチと診断.62歳で関節炎増悪し入院.消炎鎮痛剤内服,金療法の他に副腎皮質ホルモンを内服し,症状軽快したため歩行訓練を行い退院.66歳で項部痛,めまい,嘔気のため入院.第1頸椎前方脱臼,軸椎歯状突起頭蓋内陥入(図1)と診断され,1カ月の安定臥床で軽快したため,頸椎固定用のカラーを装着して退院.67歳で軽い中枢神経血管損傷のため失語症となるも1カ月で完治し退院.
68歳女性.59歳で体重減少と口渇から糖尿病と診断され,食事療法と経口剤内服でコントロールを受けている.
60歳(半年後)に発熱,多発関節痛を訴え慢性関節リウマチと診断.62歳で関節炎増悪し入院.消炎鎮痛剤内服,金療法の他に副腎皮質ホルモンを内服し,症状軽快したため歩行訓練を行い退院.66歳で項部痛,めまい,嘔気のため入院.第1頸椎前方脱臼,軸椎歯状突起頭蓋内陥入(図1)と診断され,1カ月の安定臥床で軽快したため,頸椎固定用のカラーを装着して退院.67歳で軽い中枢神経血管損傷のため失語症となるも1カ月で完治し退院.
掲載誌情報