文献詳細
臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
XI.免疫・アレルギー・膠原病 特殊な治療法
文献概要
両股関節痛による歩行障害をきたしたRA
症例
39歳女性,RA.昭和44年左指関節に初発し,約2年後には多発性関節炎症状を呈するようになった.金療法などにより,一時は軽快していたが,昭和49年頃より症状が悪化し,最近では松葉杖歩行を行っている.RAの全身症状としては,多関節炎のほか赤沈1時間値40,RA2+,CRP2+,握力:右50,左60mmHgで,内服はボルタレン®3錠,メタルカプターゼ®1錠使用中である.両股関節のX線像を図1に示す.
症例
39歳女性,RA.昭和44年左指関節に初発し,約2年後には多発性関節炎症状を呈するようになった.金療法などにより,一時は軽快していたが,昭和49年頃より症状が悪化し,最近では松葉杖歩行を行っている.RAの全身症状としては,多関節炎のほか赤沈1時間値40,RA2+,CRP2+,握力:右50,左60mmHgで,内服はボルタレン®3錠,メタルカプターゼ®1錠使用中である.両股関節のX線像を図1に示す.
掲載誌情報