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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻13号

1983年12月発行

今月の主題 胃・十二指腸潰瘍—その基礎と臨床のすべて

病因と病態生理

消化管ホルモン

著者: 石森章1

所属機関: 1東北大学医学部・臨床検査診断学

ページ範囲:P.2704 - P.2706

文献概要

 消化性潰瘍の発生病理ないし病因ならびに病態生理において,胃液はいわゆる攻撃因子として重要な役割を担っているが,消化管ホルモンは生理的に胃液分泌を調節しているだけでなく,胃液分泌の障害あるいは胃液の消化管内移動を規制する消化管運動の障害を介して,消化性潰瘍の病因と病態生理に深く関与している.その関与の仕方によって消化性潰瘍は通常潰瘍,術後潰瘍および特殊潰瘍に三大別することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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