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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻13号

1983年12月発行

文献概要

今月の主題 胃・十二指腸潰瘍—その基礎と臨床のすべて 胃・十二指腸潰瘍の治療

薬物療法の実際

著者: 西元寺克礼1 岡部治弥1

所属機関: 1北里大学医学部・内科

ページ範囲:P.2744 - P.2745

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 消化性潰瘍の薬物療法の基本となるのは,攻撃因子抑制剤と防御因子増強剤である.攻撃因子を抑制する薬剤では長い間基本薬とされてきた制酸剤,抗コリン剤に代わりH2-ブロッカー,選択的抗ムスカリン製剤が主流となりつつある.これらは,従来の抗潰瘍剤に比し強力な酸分泌抑制効果,潰瘍治癒促進効果が証明されているが,一方では投与中止後の高い再発率が報告されており,これら新しい薬剤の適応,投与期間などが検討されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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