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今月の主題 免疫からみた腸疾患 腸の免疫機構
分泌性IgAの構造と分泌機構
著者: 磯辺善成1
所属機関: 1関西電力病院・外科
ページ範囲:P.204 - P.205
文献購入ページに移動 Tomasiら1)によって,1965年に外分泌液中には血清のIgAとは物理化学的にも免疫学的にも異なった分泌性IgA(SIgA)が存在していることが指摘された.このことに端を発し,分泌性IgAについての多くの研究がなされ,その構造,分泌機構ならびに機能に関する問題はかなり解明されてきた2〜5).本稿では,これら問題のうち,構造と分泌機構について概説する.
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