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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻2号

1983年02月発行

文献概要

今月の主題 免疫からみた腸疾患 腸の免疫機構

分泌性IgAの構造と分泌機構

著者: 磯辺善成1

所属機関: 1関西電力病院・外科

ページ範囲:P.204 - P.205

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 Tomasiら1)によって,1965年に外分泌液中には血清のIgAとは物理化学的にも免疫学的にも異なった分泌性IgA(SIgA)が存在していることが指摘された.このことに端を発し,分泌性IgAについての多くの研究がなされ,その構造,分泌機構ならびに機能に関する問題はかなり解明されてきた2〜5).本稿では,これら問題のうち,構造と分泌機構について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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