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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻2号

1983年02月発行

文献概要

今月の主題 免疫からみた腸疾患 腸疾患の臨床

原発性免疫不全

著者: 加納正1 島田秀人2

所属機関: 1京都大学医学部・第1内科 2京都大学医学部・内科

ページ範囲:P.228 - P.229

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 消化管粘膜はB細胞系,T細胞系の免疫担当細胞を豊富に有する免疫組織である.消化管粘膜のこれらの細胞は,外界からの抗原刺激に対して内部環境の恒常性を維持するのに役立っている.原発性免疫不全症では,かかる免疫組織の構成成分の欠損を示すので,各種消化管疾患はじめ,ここより波及する全身性の諸病変が頻発する.主要な原発性免疫不全症にみられる消化管病変の諸相について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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