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文献概要
グラフ 臨床医のための電顕写真 糸球体・2
係蹄壁
著者: 坂口弘1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部・病理学
ページ範囲:P.270 - P.273
文献購入ページに移動 前回は糸球体構成要素の識別について述べた.今回は係蹄壁(capillary wall)について,正常,病変の代表的なものについて述べることにする.
係蹄壁は少し倍率の大きな写真では図1のように,外側(ボーマン腔側)から上皮細胞の足突起(Fp),基底膜(Bm),内皮細胞の層(Ed)よりなり,EpとBmの間,BmとEdの間には薄い明るい層,外透明層と内透明層がある.
係蹄壁は少し倍率の大きな写真では図1のように,外側(ボーマン腔側)から上皮細胞の足突起(Fp),基底膜(Bm),内皮細胞の層(Ed)よりなり,EpとBmの間,BmとEdの間には薄い明るい層,外透明層と内透明層がある.
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