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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻2号

1983年02月発行

グラフ 肺癌を疑うX線像

撮影上の注意点

著者: 西脇裕1 佐久間守2 尾形健三郎2 久保田忠幸2

所属機関: 1国立療養所松戸病院・内科 2国立療養所松戸病院・放射線科

ページ範囲:P.274 - P.280

文献概要

 肺に病変が生じると,胸部X線像には,一般に異常影が加わってくるが,同時に病変により,正常の肺の既存構造に欠除,変形,偏位する部分が生じる.
 従来の胸部X線診断は,新しく加わった異常影についての分析を中心としたものであったが,近年,正常像からの欠落,変形,あるいは偏位した既存構造の分析を中心とした診断法が重視されている.とくに,肺癌のX線診断については,一応,完成されており,普遍化している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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