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今月の主題 膵疾患診療のトピックス 生化学的診断法
純粋膵液分析—診断的意義
著者: 原田英雄1 武田正彦3 田中淳太郎3 小林知子2 越智浩二2
所属機関: 1岡山大学温泉研究所・内科学部門 2岡山大学医学部・第2内科 3岡山大学温泉研究所・内科
ページ範囲:P.564 - P.565
文献購入ページに移動内視鏡的純粋膵液採取法はERCPの登場とともに開発され,発展してきた手法である.細胞診やprotein plugの組織化学的検討,粘稠度測定,生化学的分析などによる診断法の開発に加えてprotein plug採取による慢性膵炎の治療法の開発へと発展してきた1).本稿では,純粋膵液(PPJ)の生化学的分析の診断的意義について述べる.
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