文献詳細
文献概要
今月の主題 膵疾患診療のトピックス 治療
膵臓痛のコントロール
著者: 神敏郎1 尾山力1
所属機関: 1弘前大学医学部・麻酔科
ページ範囲:P.576 - P.577
文献購入ページに移動 膵臓疾患による疼痛には,時に非常な激痛で,通常の薬物で緩解の得られないことが少なくない.これらの疼痛対策として,神経ブロックなどのペインクリニックにおける治療法が要求されることが多い.
膵疾患のうちペインクリニックでの主な適応疾患として,膵臓癌,慢性膵臓炎などがあり,いずれも患者に大きな苦痛を与えている.鎮痛法として麻酔科領域では鎮痛剤投与のほかに,腹腔神経叢ブロック(celiac plexus block),持続硬膜外ブロック,くも膜下腔フェノールブロックなどが行われている.
膵疾患のうちペインクリニックでの主な適応疾患として,膵臓癌,慢性膵臓炎などがあり,いずれも患者に大きな苦痛を与えている.鎮痛法として麻酔科領域では鎮痛剤投与のほかに,腹腔神経叢ブロック(celiac plexus block),持続硬膜外ブロック,くも膜下腔フェノールブロックなどが行われている.
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