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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻4号

1983年04月発行

文献概要

今月の主題 膵疾患診療のトピックス 治療

MMC徐放性カプセルによる切除不能膵癌の治療

著者: 羽生富士夫1 中村光司1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター・消化器外科

ページ範囲:P.582 - P.583

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 各種診断法が進歩した今日においても,膵癌は,相当進行した状態で発見されることが多く,外科治療の対象となるのはほとんどがstage III,IVの進行癌であり,その予後は,きわめて不良である1).切除不能膵癌の治療法としては,開窓照射がせいぜいであり,全身性に行う化学療法に対する反応は微弱である.そこで筆者らは,各種の局所治療の可能性を検討してきているが,ここではデポ型の徐放性MMC製剤を局所に応用した成績2)の一端を紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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